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出先で歯磨きができない場合、キシリトールガムを噛んでおけば虫歯予防になりますか?2017.10.09

虫歯予防で大切なことは、しっかり歯垢を落とすことです。歯垢(プラーク)は、ネバネバしていて、歯の表面、歯と歯の間、歯と歯茎の境目に密着します。歯垢(プラーク)とは、細菌の塊です。また、磨き残した歯垢は唾液に含まれり成分により石灰化し、次第に石のように硬くなっていき歯石となります。歯石は、やっかいなことに歯磨きなどによるセルフケアでは落とせません。歯石になる前にブラッシングで歯垢をかき出すことが大切です。

では、ガムを噛むことっ歯磨きの代用になるのでしょうか?ガムの最大のメリットは、歯の表面についた汚れを落とすというよりも、噛むことで、唾液の分泌が促されるということです。唾液の分泌が促されるとら歯の再石灰化が促進されます。またキシリトールには、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活性を弱める働きもあると言われています。

このように、キシリトールガムは虫歯予防に効果的な働きをしますが、注意すべきことは、ガムにあまり頼りすぎないということです。ガムを噛むことは、あくまでもケアの補助です。歯ブラシやデンタルフロスなどを使い、しっかり歯の周りの歯垢を除去することが大切です。