アクセス
メニュー

スタッフブログ詳細

セラミック治療の特徴は?2022.10.12

セラミック治療とは、詰め物や被せ物をセラミック製のものにする治療で、分かりやすく表現するなら「セラミックの詰め物や被せ物を入れる治療」です。以前までは詰め物や被せ物の材質は銀歯が一般的でしたが、最近ではセラミックが人気となっています。

このため、銀歯を使用している方がセラミック治療によってセラミックに交換するケースも増えているのです。ではなぜ銀歯ではなくセラミックにこだわる方がそこまで増加しているのか?…それはもちろん、セラミックには銀歯よりも優れた特徴がいくつもあるからです。

 
セラミック歯の最大の特長は、見た目の美しさです。単に白色であるだけでなく、天然のエナメル質が持つ透明感や光沢まで、忠実に再現できるのです。これは銀歯ではもちろんのこと、プラスチック材料のレジンでも実現不可能です。
銀歯は主に「金銀パラジウム合金」で製作されます。金・銀・パラジウム・銅・インジウムなど、さまざまな金属を組み合わせた材料で、強度は極めて高いです。けれども、材料としての安定性はそれほど高くはなく、唾液や熱刺激によって金属イオンが溶け出すことがあります。イオン化した金属が組織内に取り込まれ、タンパク質と結合するとアレルゲンとなります。その結果、金属アレルギーを引き起こすのです。溶け出した金属が歯茎に沈着すると、メタルタトゥーが生じます。

セラミックは文字どおり陶器ですから、金属を使用していません。このため、金属アレルギーの方でも安心して使用できるのです。

 

また銀歯はプラークが付着しやすく、さらに長年の使用で劣化していきます。そうなると詰め物や被せ物としての接着も弱まってしまい、歯との間に隙間が生じてしまいます。

この時、生じた隙間から細菌が侵入することで二次虫歯が起こりますが、セラミックはプラークが付着しにくい上に隙間も生じにくいため、二次虫歯を予防できるのです。

 

セラミック治療は、保険適用外となり自費での治療になります。

そのため、患者さまの皆さまに納得したうえで治療を受けていただきたいと思います。

どのような事でも構いませんのでお気軽に当院までご相談下さい。

しっかり相談してから治療計画を立てていきましょう。