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キシリトールって?2019.02.18

キシリトールという名前は知っていても、具体的にどんなものか知らない方も多いと思います。

キシリトールは、甘味料として用いられる糖アルコールの一種です。イチゴをはじめとする自然界の果物や野菜にも含まれていますが、ガムに使われているものは、白樺や樫といった樹木の成分を元に作られたものです。甘味料といえば砂糖を思い浮かべる人も多いと思いますが、キシリトールは砂糖と同程度の甘さを持つことでも知られています。

キシリトールの最大のメリットは、『虫歯の原因にならない』ということです。虫歯は、糖分をエサとするミュータンス菌(虫歯菌)が作りだす酸によって、歯のエナメル質が溶けてしまうことで起こります。しかし、キシリトールの場合、酸が作られないため、砂糖と同等の甘さを持っていても、虫歯の原因にはならないのです。またそれ以外にも、唾液の分泌を促してくれます。唾液が分泌されることで、酸が中和され、虫歯ができにくい口内環境になるのです。また、キシリトールにより虫歯予防効果も期待できます。キシリトールは、虫歯の原因となるプラークをつきにくくし、歯の再石灰化を促します。また、ミュータンス菌の活動を弱める働きを持っているのも最大の特徴のひとつです。

キシリトールといえば、代表的なのは『ガム』ですが、当院では、ガム以外にもグミ、タブレット、チョコレートをご用意しております。これらはすべてキシリトール100%であり、安心してお召し上がり頂けます。ガムをかめない小さなお子様や入れ歯をご使用に方には、グミやタブレット・チョコレートで、キシリトール習慣をぜひ始めてみてください♪